7月はどんな気持ちで始まったか
仕事には「少し慣れてきた」という感覚がありました。
6月の出来事を乗り越え、「これからは落ち着いて働けるはずだ」と思っていました。
その一方で、どこか張りつめた緊張感は抜けきらず、心の奥に残っていました。
「新人」として守られている感覚が、少しずつ薄れてきたと感じる月の始まりでした。
業務内容が一気に変わったこと
検査出しを任されるようになったことや、患者さんの受け持ち人数が増えたことも、この月の大きな変化でした。
これまでは、検査がある患者さんを受け持つ日は、胃管交換や入院業務といった特別な業務は外されていましたが、次第に検査出しがある日でもそうした業務を任されるようになりました。
その分、タイムスケジュールの管理は一層難しくなり、1つの遅れが全体に影響してしまうことへのプレッシャーを強く感じるようになりました。
「自分の担当の業務は自分が回さなければいけない…」
そんな責任感も、以前より重くのしかかっていました。
その影響もあり、残業が増えていきました。
自分だけが残業する日もあり、
「先輩たちはなぜ定時で業務を終えられるのだろう」
と、不思議に思うこともありました。
7月で一番しんどかったこと
7月で1番しんどかったことは、思うように休憩が取れない日が続いたことでした。
常に時間に追われている感覚があり、身体的な疲労よりも、精神的な余裕のなさのほうがつらく感じていました。
本来は休む時間のはずなのに、休憩時間を削って記録を書く日もありましたが、それでも定時に帰れないことがありました。
帰宅後も仕事のことが頭から離れず、ちょっとしたことが引っかかってイライラしてしまうこともありました。
「慣れてきたはずなのに、なんでこんなにつらいんだろう」
と戸惑いを感じることも多かったです。
限界が近いと感じた瞬間
ミスをしそうになったり、自分でも注意力が落ちていると感じる場面が増えていました。
些細なことで気持ちが沈んだり、理由もなく涙が出そうになることもあり、「もう大丈夫」と思っていた自分とのギャップに戸惑いました。
心と体がうまく噛み合っていないような感覚もありました。
社会人になり、好きなものにお金を使えるようになったことで、買い物をしてストレスを発散していました。
それでなんとか気を紛らわせられると思っていましたが、振り返ると、ストレスはむしろ大きくなっていたように思います。
特に、患者さんのご家族との関わりは難しく、精神的な負担を強く感じていました。
それでも踏みとどまれた理由・救われたこと
先輩や同僚からの何気ないひとことに、張りつめていた気持ちがふっと緩むことがありました。
また、患者さんからかけてもらった言葉や反応に、「この仕事をしていてよかった」と思える瞬間もありました。
うまくできないことがあっても、「完璧じゃなくていい」と思えるようになったことは、大きな変化でした。
周りと比べるのではなく、自分なりに精一杯頑張っているのだと、少しずつ認められるようになった瞬間でもありました。
また、点滴のルート確保(検査用の太いルート)を担当した際、強い緊張を感じていました。
それでも一度で成功させることができ、「自分にもできる」という実感が持てたことで、大きな自信につながりました。
不安や緊張がありながらも、少しずつ確実に成長しているのだと感じられた瞬間でした。
今の自分から、7月の自分へ…
限界までよく頑張っていました。
毎日必死で、苦しくなるほど仕事に向き合っていたのだと思います。
「慣れる=楽になる」わけではないと知ったのも、あの月でしたね。
しんどさを感じたのは、それだけ責任を持って働いていた証拠です。
不器用でも、立ち止まりそうになりながらでも、あなたはちゃんと前に進んでいました。
今の私は、そう胸を張って伝えたいです。
次回は…
暑さと疲労が重なった8月。
気力だけで毎日を乗り切っているような感覚がありました。
「このまま続けていけるのだろうか」と、仕事を続けることそのものに悩み始めた時期でもあります。
さらに、まさかの休職ラッシュによって人手不足が一気に加速し、受け持ち患者さんも増えていきました。
次回は、そんな8月のリアルな気持ちや現実について書いていく予定です。
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