新人看護師1年目・9月のリアルな体験談~夜勤が来るのが怖かった1か月~

9月はどんな気持ちで始まったか~

8月は、暑さと疲労が重なり、心も体も限界に近い状態でした。
「このまま続けていけるのだろうか」と、仕事そのものを悩むことも増えていました。

そんな8月をなんとか乗り越えたあとに迎えた9月。
少しだけ気温が落ち着き始めたのに、私の気持ちは逆に落ち着きませんでした。

理由ははっきりしていました。
来月、10月から夜勤が始まる。

その現実が、少しずつ目の前に迫ってきていたからです。

日勤ですら毎日必死なのに、夜勤なんて本当にできるのだろうか。
そんな不安を抱えながら始まったのが、9月でした。

9月の大きな出来事:夜勤オリエンテーション~

9月には、夜勤開始に向けた「夜勤オリエンテーション」がありました。

オリエンテーションでは、
• 夜勤の流れ
• 夜間の急変対応
• 夜勤帯の業務内容
• 夜勤に入るまでのステップ

などを説明されました。

説明を聞きながら、私はずっと頭の中で思っていました。

「これを1人でやるの…?」

日勤の時は先輩が周りにたくさんいて、分からないことがあればすぐ聞けます。
でも夜勤は、人数が少なく、頼れる人も限られています。

さらに、夜間は急変が起きることもあります。
もしその場に立ち会ったら、自分は冷静に動けるのだろうか。

オリエンテーションを受ければ受けるほど、夜勤への不安は強くなりました。

9月で一番しんどかったこと

9月で一番しんどかったのは、
「夜勤が近づいている」という事実が、ずっと頭から離れなかったことです。

仕事が終わって家に帰っても、
• 夜勤の流れを覚えなきゃ
• もし急変したらどうしよう
• 先輩に迷惑をかけたらどうしよう
• 夜勤明けの体力がもつのかな

そんなことばかり考えてしまいました。

不安が続くと、身体も緊張したままになってしまいます。
寝ようとしても、頭が冴えてしまう日もありました。

8月は「忙しさで限界」だったけれど、
9月は「夜勤が近づいてくる悪寒がする」感覚でした。

夜勤が怖くなった瞬間~

オリエンテーションの中で、夜勤帯の業務の話を聞いた時、
私は急に現実味を帯びた恐怖を感じました。

たとえば、
• 少ない人数で多くの患者さんを見ること
• 急変対応の可能性
• 夜間のナースコール対応
• 点滴管理や観察、記録
• 朝の申し送りまでを時間内に終わらせること

どれも日勤ですら必死だったことばかりでした。

「夜勤は、慣れたら楽だよ」
そう言う先輩もいました。

でも当時の私には、
「慣れる未来」がまったく想像できませんでした。

一歩ずつ確実に近づいてくる夜勤は、まだ始まっていないのに、すでに怖かったです。

それでも少し救われたこと~

そんな9月でも、少しだけ救われたことがありました。

それは、夜勤について先輩に相談した時に、
思った以上に優しく話を聞いてもらえたことです。

「夜勤って怖いです」
「急変が起きたらどうしたらいいか分からないです」

そう正直に言うと、先輩はこう言ってくれました。

「みんな最初は怖いよ」
「一人で抱えなくていい」
「分からないことがあったら、絶対に声かけて」

その言葉で、少しだけ気持ちが軽くなりました。

私はずっと、
「新人だから迷惑をかけたくない」
「できないと思われたくない」
そんな気持ちで、怖さを隠そうとしていました。

でも、怖いときは怖いと言っていい。
不安なときは不安と言っていい。

もちろん、この本音を受け止めてくれる先輩かどうかは事前に自身で判断しなくてはなりませんが、

「同じ病棟内でも自分を受け入れてくれる人がいる」

そう思えたことが、9月の小さな救いでした。

今の自分から、9月の自分へ~

9月の自分へ。

夜勤が始まる前から、怖くて仕方なかったよね。
まだ何も始まっていないのに、想像だけで苦しくなっていたと思います。

でもそれは、
夜勤を軽く考えていなかった証拠です。

看護師として、患者さんの命に関わる責任をちゃんと分かっていたからこそ、
怖くなったんだと思います。

怖いと思うのは悪いことじゃない。
むしろ、それだけ真剣だったんだよ。

最後に…

10月、ついに夜勤が始まりました。

夜勤初日は、病棟に入る前から心臓がバクバクしていました。
日勤とはまったく違う空気、少ない人数、夜の静けさ。

そして、夜勤を経験して初めて知ったことがありました。

「夜勤は怖い」だけじゃなく、
日勤では見えなかった看護の難しさと、夜勤ならではの緊張感がありました。

次回は、
そんな夜勤開始の10月のリアルな体験について書いていこうと思います。

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