~10月はどんな気持ちで始まったか~
9月の終わりから、ずっと心の中にあった言葉がありました。
「いよいよ夜勤が始まる。」
日勤ですら毎日必死なのに、夜勤が始まったらどうなるんだろう。
不安はずっと消えないまま、10月を迎えました。
夜勤は、始まる前から怖かったです。
でも同時に、「いつかは通る道だから」と、自分に言い聞かせるしかありませんでした。
夜勤のスタートは、新人看護師としての次のステージに入るような感覚でした。
そのぶん、緊張とプレッシャーは今まで以上でした。
~10月、ついに夜勤が始まった~
10月、ついに夜勤が始まりました。
夜勤初日、病棟に入る前から心臓がバクバクしていました。
日勤とは違う、夜の病棟の空気。
静かで、暗くて、緊張感があって、どこか怖さすらありました。
夜勤帯は人数も少なく、頼れる人が限られています。
日勤のように「誰かにすぐ聞ける」という安心感はありませんでした。
夜勤の流れを頭では理解していても、実際にその場に立つとまったく違いました。
「これを本当に回していくの…?」
夜勤の現実は、想像していたよりずっと重く感じました。
~夜勤が始まり、体内時計が狂っていった~
10月で一番しんどかったのは、夜勤によって体内時計が狂っていったことでした。
夜勤は、働いている時間だけが大変なのではなく、
その前後の生活すべてが崩れていく感覚があります。
夜勤前に寝ようとしても眠れない。
夜勤明けは眠すぎて何もできない。
休日は休んでいるはずなのに、疲れが取れない。
自分の生活リズムが、少しずつ壊れていく感じがありました。
「寝る」「起きる」という当たり前のことが、うまくできなくなっていく。
その状態が続くと、心もどんどん弱っていきました。
夜勤って、体力勝負というより、
生活そのものを削られていく感覚でした。
~夜勤で体調を崩し結膜炎になったこと~
10月は、体調面でもしんどい月でした。
夜勤中、コンタクトをつけたまま働いていたことで、
結膜炎になってしまいました。
夜勤は目が乾きやすく、空調の影響もあって、
目の違和感がどんどん強くなっていきました。
でも夜勤中は、簡単に外したり、休んだりできません。
「目が痛い」「ゴロゴロする」
そんな状態でも働き続けなければいけないのがつらかったです。
結膜炎になったとき、私は初めて思いました。
「夜勤って、体を壊す人がいるのも当たり前なんだ。」
自分が弱いからではなく、
夜勤という働き方そのものが、体に負担なんだと実感しました。
~夜勤の“静けさ”と“気まずさ”~
10月の夜勤で、意外にきつかったことがありました。
それは、夜勤の休憩時間の「沈黙」でした。
私はもともと沈黙が少し苦手です。
日勤のときは周りがバタバタしていて、会話がなくても気になりません。
でも夜勤は違いました。
病棟が静かだからこそ、休憩室も静かで、
ペアになった看護師さんと2人きりになると、
空気が重く感じてしまうことがありました。
話しかけなきゃ、と思う。
でも、無理に話すのも違う。
何を話せばいいか分からない。
その気まずさに耐えられなくて、
休憩なのに全然休まらない時間がありました。
夜勤は、業務だけじゃなく、
空気そのものがしんどいと感じることがありました。
~それでも少しずつ感じたこと~
夜勤は怖かったです。
実際に入ってみても、やっぱり怖かったです。
でも、夜勤を経験したことで、
日勤では見えなかったことも見えるようになりました。
夜の病棟の雰囲気。
患者さんの不安。
少ない人数で支え合う看護。
その中で、私は少しずつ思うようになりました。
「できないから怖い」んじゃなくて、
「怖いけど、やるしかない」状況で、
少しずつできることが増えていく。
夜勤は、自信がつくというより、
腹をくくる経験だった気がします。
~今の自分から、10月の自分へ一言~
10月の自分へ。
夜勤が始まって、生活リズムが崩れて、
体も心もいっぱいいっぱいだったよね。
結膜炎になっても、休憩が休憩にならなくても、
それでもあなたは、ちゃんと夜勤を乗り越えていました。
怖いと思ったのは、弱いからじゃない。
責任を分かっていたからです。
沈黙が苦しくなるのも、
あなたが気を遣える人だったからです。
夜勤は、慣れるまで本当にしんどい。
でも、そのしんどさを抱えながらも、
あなたはちゃんと前に進んでいました。
最後に…
夜勤が始まった10月を乗り越え、
11月は少しずつ「夜勤に慣れる」ことを求められるようになりました。
夜勤が当たり前になっていく中で、
私はあることを感じるようになりました。
「夜勤に慣れるって、どういうことなんだろう。」
慣れることは、楽になることなのか。
それとも、感覚が麻痺していくことなのか。
次回は、夜勤が続く11月のリアルな気持ちについて書いていこうと思います。
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