5月はどんな気持ちで始まったか
5月は、4月に比べると業務の流れや病棟の雰囲気に少しずつ慣れてきたと感じる一方で、まだ緊張した気持ちでスタートしました。
新人として分からないことを教えてもらえる安心感がある反面、少しずつ期待され始めているのではないかという不安もありました。
また、「5月の大型連休であるゴールデンウィーク(以下、GWと記載)後が一つ目の山場になる」と知人から聞いていたため、GW明けに業務についていけるのか、精神的に乗り越えられるのかという不安も感じていました。
しかし、GW後は患者さんや先輩との関わりにも少しずつ慣れ、業務を行う中で落ち着いて行動できる場面が増えてきました。
まだ自信を持って行動できるまでには至っていませんが、4月と比べると確実に成長していると感じながら迎えたのが5月の始まりでした。
一番印象に残っている出来事
5月で一番印象に残っている出来事は、初めて1人で入院患者さんを案内する業務を行ったことです。
1人で対応することに緊張はありましたが、これまで先輩のもとで行っていた業務を任せてもらえたことで、自身の成長を感じる機会にもなりました。
一方で、失敗して今でも印象に残っている出来事があります。それは、患者さんおよびご家族に対する説明が十分に行えなかったことです。
説明がうまく伝わらず、患者さんから強い口調で指摘を受けてしまいました。この経験から、自分の説明力や状況に応じた対応力がまだ不足していることを実感しました。
当時は、その場を大事にしたくないという思いから先輩に相談することができず、1人で抱え込んでしまいました。
しかし、振り返ってみると、早めに先輩に相談し、対応を確認することが患者さんにとっても、自身にとってもより良い結果につながったのではないかと感じています。
5月に一番しんどかったこと
4月に比べてできることが増えたことは嬉しく感じましたが、その一方で任される仕事量が増え、悩むことも多くなりました。
入職当初は「まだ始めたばかりだから」「まだ1回目だから」と先輩方にフォローしていただくことが多く、安心して業務に取り組むことができていました。
しかし、「もう1か月経ったね」と先輩から言われたことがあり、その言葉は、先輩にとっては何気ない一言だったのかもしれませんが、私にとっては「できて当たり前」と求められているように感じ、大きなプレッシャーとなりました。
その頃から、失敗できないという思いが強くなり、常に緊張した状態で業務にあたるようになりました。
「少し慣れてきたかも」と思えた瞬間
業務全体の流れが少しずつ分かるようになり、次に何をすべきかを考えながら行動できる場面が増えてきたと感じました。
これまでは指示を待って動くことが多かったですが、自分から先輩に声をかけたり、できることを探して動いたりすることができたことも、少し慣れてきたと感じた理由の1つです。
また、業務の中で先輩から褒めていただく機会があり、自分の行動が少しずつ認められているのではないかと感じ、嬉しく思いました。特に印象に残っているのは申し送りの場面です。
これまで申し送りでは、情報が不足している点や誤りについて指摘を受けることが多く、そのたびに強い緊張を感じていました。
しかし、ある日、申し送りの際に初めて何も指摘されない日がありました。その経験から、自分の情報収集や整理の仕方が少しずつ身についてきているのではないかと感じ、業務に対する自信につながりました。
今の自分から、5月の自分へ一言
5月の私は、少し慣れてきた分、できないことがより目につき、不安や焦りを強く感じていました。
新人として守られる安心と、求められる期待の間で、心が揺れる時期だったと思います。
それでも、立ち止まっているように感じていただけで、確実に前に進んでいました。
5月は、苦しくなる時期でもありますが、同時に成長が始まる時期でもあります。焦らなくて大丈夫です。
できない自分も新人だからこそであり、そのままで大丈夫です。
最後に…
不安と緊張が日常になっていった5月。
できない自分に落ち込みながらも、それでも毎日病院に向かっていました。
そして6月。
少しだけ景色が変わり始めた気がしました。
できることが増えたわけじゃないのに、
「昨日よりほんの少し楽かもしれない」と思える日がありました。
でも同時に、
初めてのインシデントも経験しました。
怖くて、情けなくて、たくさん考えた6月。
その話は、また次で。
コメントを残す