~12月はどんな気持ちで始まったか~
12月に入った頃、私は少しずつ「看護師として働くこと」に慣れてきた感覚がありました。
それでも、気持ちが楽になったわけではありませんでした。
むしろ、年末が近づくにつれて、別の不安が出てきました。
「年末年始って、どのくらい忙しくなるんだろう」
「休みはちゃんと取れるのかな」
病棟は24時間動いている。
その現実を分かっているつもりでも、年末年始が近づくほど、落ち着かない気持ちが強くなっていきました。
~年末年始への不安が大きくなっていった~
世間では、年末年始は「休み」や「帰省」や「家族の時間」というイメージがあります。
でも看護師にとっては、年末年始も関係なく病棟は動き続けます。
私は新人として、まだ「休み希望を出すこと」や「休みを取ること」にも遠慮がありました。
だからこそ、年末年始が近づくにつれて、
「自分は休めないんじゃないか」
「年末年始も普通に働くことになるんじゃないか」
そんな不安がどんどん強くなっていきました。
~実際の年末年始は、ほぼ勤務だった~
そして迎えた年末年始。
結果的に私は、年末年始の期間もほぼ勤務でした。
夜勤も入り、実家に帰ることもできませんでした。
世間が「クリスマス・大晦日・お正月モード」になっている中で、私は病棟でいつも通り働いていました。
その現実は、想像以上にしんどかったです。
~新人看護師の年末年始は、想像を絶するほどハードだった~
病棟の年末年始のシフトは、ベテラン看護師の休みが優先される雰囲気がありました。
その分、新人はどうしても勤務が多くなりがちでした。
もちろん、病棟が回らないと患者さんは守れません。
だから必要なことだと分かっていました。
でも、それでも思ってしまいました。
「新人って、こういう時に一番しんどいところを担うんだな」
年末年始に働くことは、体力的にも精神的にも大きな負担でした。
~友達の誘いを断るのが、一番つらかった~
12月の終わり頃、学生時代の友達から連絡が来ました。
「年末年始会おうよ」
「久しぶりに集まろう」
その言葉が嬉しかった反面、
私はすぐに「仕事だから行けない」と分かってしまいました。
断る時も、
「ごめん、仕事なんだ」
「また今度ね」
そう言うしかありませんでした。
でも内心は、すごく悔しかったです。
自分だけが置いていかれるような気持ちになったし、
「なんで私は年末年始も働いてるんだろう」と思ってしまいました。
~12月を通して感じたこと~
12月の年末年始を経験して、私は強く思いました。
看護師は、
自分の人生の時間を削りながら働く仕事なんだな、と。
もちろん、誰かの命を守る仕事だからこそ、
それだけ責任が重いのは分かっています。
でもその分、
「普通の生活」や「普通の年末年始」が簡単に手に入らないことを、初めて実感しました。
~今の自分から、12月の自分へ一言~
12月の自分へ。
世間は年末年始で特別なワクワク感や高揚感があった中で、
年末年始の勤務が怖くて、不安で、
それでも逃げずに働いたあなたは本当にすごい。
誰も褒めてくれなくても、
あの時のあなたはちゃんと踏ん張っていた。
看護師として1人の社会人として、
1つ大きな壁を越えた月だったと思うよ。
最後に…
年が明けても、病棟は変わらず動き続けます。
そして新人の私は、まだまだ余裕なんてありませんでした。
年末年始を働いて終えたあと、
心と体は想像以上に疲れていました。
次回は、
そんな「年が明けた1月のリアル」について書いていこうと思います。
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